ニュートモヒロ(福島駅)

[グリル・ニュー・トモヒロ]の前まで行くと日替わりメニューは、ハンバーグにエビコロッケだと。3つめのイカを付けてBランチにするのも良いが、この際に1200円とこの店で最高価格のついた「ビーフエスカロップ」をオーダーしよう。

熟成された肉の塊がまな板に出された。
パルメザンチーズが登場している。
衣を付け、揚げる作業、そしてワインで蒸し焼きにして切り分けると銀皿へ。小鍋で煮詰め直したデミグラスソース。そいつをかける。
Bランチのお客様に挟まれていた。二人に凝視される。ビフカツのようでビフカツではない見慣れぬ物体に目を奪われている様子だ。
かく言うオレも実はビフカツ信奉者である。この料理はビフカツの亜流だと思っているが、カツ煮込みほど道を外してはいない。
根室[ニュー・モンブラン]が有名にした薄切りポークカツレツが筍入りバターライスに乗り、デミグラスソースをかけた御当地グルメ「エスカロップ」と一致するのは名前のみ。
口に運ぶ。ここのビフカツを食べた事がなければ違いはわかるまい。まずは蒸し焼き?蒸し煮?しっとりしていてより一体感が伝わってくる。子供の頃に宝塚ホテルで食べた煮込んだようなステーキにも近い。
新梅田食堂街[マルマン]のといい、大阪エスカロップファンになりつつある。
ある日は、ポークカツにカキのクリームシチューのAに魚の衣揚げが増えた「Bランチ」に決定。
三アイテム中の二つが揚げ物という事になるが、別容器にクリームシチューというひと仕事感を優先したので、たとえシチューにカキが一粒だっていいのだ。
グリル・ニュートモヒロ
大阪市福島区鷺洲2-7-16 TEL 06-6451-5384
日祝休 / 11:30〜14:00 17:00〜20:00

環状線乗って食べに行かへん?

環状線が走る風景は大阪の日常です。 史跡もあれば公園もあり、商店街も繁華街も学校も住宅もあります。駅それぞれに人々の暮らしがあります。 個人的な基準に従い、沿線に見つけた美味しい料理を紹介できればと思います。それ環状線違うがなとか、ワシの贔屓のあの店をそんな風に語らないでくれとか、それやなくてこっちを取り上げんかい・・・とかご意見は多々あるかと思いますが、軽い気持ちで読んでいただきたく思います。

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